第99章 【番外編】ふたりさんにん
体勢が変わってしまったせいで少し乾燥した大きくてゴツゴツした手が胸の膨らみを弄ぶ。
「ゃぁっ!そこでいっちゃ、触っちゃ、だめっ…!あっあああっ!!!」
きゅっと強めに先端を潰されれば、腰がガクガクと揺れる。
「どこでイったんだ?言わねえと」
くくっと喉で笑う声がする。
相変わらず弧を描くように奥を刺激されて、生理的な涙が流れていく。
頭がチカチカして壊れていく気がする。
首に腕が回され、胸を掴まれたまま全体重を預けられ、一体化したような深いソレにますます身体が震えていく。
「あっぁっ……!!」
あまりにも気持ちよくてろくな声すら出ない。
意識がギリギリの状態だったのに、そのまま横抱きにされて片脚を持ち上げられる。
下から穿つように打ちつけられて脳内まで痺れる。
「やぁあっ…!ふか、ふかい、も、もぉっやめ……っ!!」
今までより更に奥に潜り込まれるようにされて、意識まで染められそうで急に怖くなった。
「ね、も、こわ、こわれるからぁあっ…!!
やぁっ…!あっ、あっ!いく、いくうっ……!!!」
震える手でなんとか羽交い締めから逃れようとするけど、ますます後ろからがっしりと捕まえられてしまい、奥に奥にとソレが進んでしまう。
奥の入口に宛がわれてぐりぐりされてしまうと、呆気なくまた迎え入れる。
「あああああっ…!!!!」
あまりにも強い刺激にゆっくり意識を手放してしまう前に、一際大きくなったカタチが欲を吐き出すのを感じる。