第99章 【番外編】ふたりさんにん
やっと解放されても、足先までびくんびくんとしてしまって止まらない。
もったりと下りてきてしまった子宮口が欲しがって早くと私に急かしてくる。
お腹の奥がまだズキズキする。
「いれ、いれてぇ…はやく…」
おねだりするように口付けをして舌を入れる。
「へったくそ」
と笑われ、すくわれるように舐められる。
「んんっ!んっ!うっ…くっ…!」
軽く達してくらくらしてしまい、横に寝転してもらったことにすら気付かない。
挿入ってくる感覚と同時に、ふわっと繋心さんの汗のにおいがする。
今私が着ているユニフォームからする感覚になってしまって、急に全身が温度が上がるように感じた。
若い時の彼と、今の彼と、二人に羽交い締めにされてるような。
「は、あっううう…!!!」
「くっ、せま…!」
それが私に余計に淫らに働きかけて、いつもよりきゅうきゅうとそこに力を入れてしまった。
「あっ、あ、きもちぃ、きもちぃよぉおっ…!!」
最奥の急所をノックされるように激しく突かれ、首にさらに力を入れてしがみつく。
ますます刺激された嗅覚が快楽を求めて私も勝手に腰が動いてしまった。
「いやぁっ…!いくの、とまらな、あっあっ…!!」
ますます匂いが濃くなる。
深いキスをされるとタバコの苦い香りもする。
二人にいじられてる錯覚がまだ続いてて楔が打ち続けられているのに、そこから水分が出るのが止まらない。
「はぁ、はっ、も、もっと…」
しがみついているのを離され、うつ伏せにさせられる。
お尻を掴まれると、深く激しく突かれる。
「ああぁぁぁっ!!!」
あまりの刺激の強さに声が抑えられない。
敏感に貪欲になる身体に合わせてますます子宮が下りてきて、より快感が深くなっていく。
「ひ、ひぁ、あっ、あっ…!」
枕に突っ伏して少しでも身体の反応を抑えたいのに、上に跨がれて深い奥の入口をゴリゴリと抉られる。
「だめぇ…!!!それ…、だめ、だめぇええっ!!!」
痛みが少しあるくらいの強い快感。
お腹の奥の疼きに答えてくれるような。
あまりにも気持ちよくてぎゅっと枕に抱きつく。
胸の先端が布に擦れてそれすらも気持ちいい。
「あっ、また、またいくっ、うううっ…!!!」
ぎゅ、ぎゅ、と締めながら仰け反って、まだ抜かれていないソレを形を覚えるまで離さない。
無意識でだけど。