第86章 【番外編】優しくして
「んああっ!!」
迷いなく吸われ、羞恥心と快感がごちゃ混ぜになる。
「だ、だめ…っ、きたないから…!」
「気にならねえよ」
「私が、気にしますから…っ」
じゅるじゅると音をたてられ、そして一番敏感なソコを包み込むように舐められ、勝手に水が溢れてしまった。
繋心さんは濡れることすら気にせずに、そのまま私の内腿へと唇を寄せる。
「はあ、あっ、…は、ん…」
布と肌が斑になっているそこに、きつく口付けては痕がつけられついく。
普段見えないところとは言え、すごく恥ずかしい。
どう広義しようか悩んでいると、腰の下にクッションを添えられ、そのままズブリと音を立てて求めていたモノが浸入した。
息も詰まるような圧迫に、膝が震えてしまう。
「あっ……ふかい……っ」
上から乗られるように楔を打たれ、最奥にあっという間に到達されてしまう。
「…っ!!」
先端で抉られるかのように入り口を擦られる。
ぴたりと一番弱いところに密着され、声すら出ない。
そこからゾクゾクと痛みと一緒に、快感が押し寄せて頭がぐちゃぐちゃになっていく。
「は、っ、あっ……!だ、ダメ、そ、そこぉ…!ぐりぐりしちゃやだぁっ…!!」