第85章 【番外編】邪魔な奴
「じゃ、も、挿入れて、いい…?」
人の腹の上をびしょ濡れにしながら、嬉しそうに彼女は尋ねた。
柔らかく甘く、うっとりと。
「好きにしろ」
そう言うと嬉しそうに、しかしどこかぎこちなく、モノをゆっくりと呑み込んでいく。
「あー…!!」
感嘆の声をあげ、その表情は先程の悪戯をした後の猫のようではなく、一気に色気を帯びた女になる。
ぶるりと一度身震いし、奥深く刺さるソレを嬉しそうに締め付けた。
呆気なく伸縮するナカに、相変わらずの早漏っぷりに笑みが溢れる。
「気持ちイイか?」
「んっ、いいっ、いいのぉっ…!
はぁあっ、あ、ゆ、ゆらしちゃ、やぁ…!」
腰を捕まえ、回すようにグリグリと押し付け、るるの弱点を抉っていく。
打ち付けるより深い、激しい繋がりに、何度も肉壁が迫り、上下に絞るように動いているのを感じた。
「あぅ、あっ…!!!」
体質のせいで仕方ないが、着ていたシャツに熱い飛沫がかかって濡れた。
「は、はっ、あっ……」