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迷い道クレシェンド【HQ】【裏】

第46章 【番外編】スイート&ビター2


そっと唇が重ねられ、恥ずかしそうに瞬きをされる。
睫毛がふわっと揺れるのが、まるでスローモーションみたいだった。
「こ、これ、こんなベタっとしてんのか」
「慣れるまで気持ち悪いですよね?
でも、色味も凄くいい…、ありがとうございます」
いつもこんなことをしているのに、いつもより熱いのは暖房だけのせいだろうか。
るるの香りがいつもより強く感じる。
まるで、春の夜に咲く沈丁花。
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