第5章 迷子
「じゃー、るるはどうしたら許して貰えるかわかってる?」
コクコクと無我夢中で首を縦に振っている。
静かになった部屋で、服を脱がされる音だけが響く。
自ら、ゆっくりと、自分と違う制服を脱いでいく。
「さすが、育てただけある…」
腹に付きそうな程反り返った俺自身を、るるは舌を這わせ、いつものように扱いていく。
「はっ、ふぁっ…」
恐怖のあまり、胸に詰まった吐息をゆっくり吐き出した。
ぽろぽろと涙を流しているが、それは俺のせいなのか、オジサンでも思い出してるのか。
「その背中、オジサンも見たの?」
「!」
びくっとして、ゆっくり頷いた。
その表情に、ぞくりと何かが走る。
「あっそ。
男って、本気の女はハジメテがイイんだよね。
残念だったね、なんとも思われてないなら、遊びだよ」
我ながら最高にいい笑顔でねっとりと言えた。
ショックを受けたようにるるは俺を見上げる。
ぞくぞくと、また何かが流れる。
「ほら、止まってる。
もう少しだから早くシてよ」
優しく促すと、無の表情でるるはじゅる、じゅると音を立てて亀頭に吸い付いた。
自分の歪んだ感情に、つくづく嫌になる。
「今日はかけるよ…っ!」
息を吐く間もなく、口を離させ、そのままどぷどぷと出てくるモノを綺麗な顔に撒いた。
「ん、はぁ…はぁ…」
呼吸を整えようと肩を上下する小さな身体をぎゅっと引き寄せる。
胡座の体勢になると、ゆっくりるるを跨がらせる。
「それで?オジサン、なんか言ってたの?」
ゆっくり慣れた身体が腰を下ろして、自身を飲み込んでいく。
顔に掛けたとろみが、顎を伝ってポタポタと落ちていく。
なんて淫靡なんだろう。
「あっ……な、何も……言っ、んっ!」
「ほんとに?そんな気持ち悪いモノ見て?」
るるの顔が、悲痛に歪んだ。
俺はそれを見て嗤う。
「るるちゃんかわいそー。
こんな気持ち悪い背中見たら皆萎えちゃうよ。
でもね、俺だけは、どんなるるも…」
誰にも近寄らせたくない。
傷付けても、きちんと戻ってくる呪詛のつもりで付けた傷。
きっとアイツもこんなグロいの見たら萎えたに決まってる。
「あ、痛…っ……」
はあはあと息を吐きながら最後まで挿入った。
異物を感知した膣がそれを拒否しようとぬめりが増してくる。