第29章 【番外編】かごめ
「ひゃぁぁっ!!とめてぇぇっ!!」
「イっちゃうの?あんまり締めんなよ。
血だらけでヤりたくないだろう?」
「うううっ……!!」
ガクガクと脚が震え、膝をつくるる。
ぼたぼたと水が落ちてくる。
「やぁ、こわい、こわい、また、またくるっぁうぅ…!!!」
敏感になったソコが、震動で勝手に果てていく。
またきゅっと締まると、2本のガラスがにゅるっと動くのが見えた。
「はぁ、あっ…も、もう、やぁ…っ!」
息つく間もなく、るるはまた身体を痙攣させて、エグい快楽を逃そうとする。
とうとう膝ですら立っていられなくなり、四つん這いになって踞る。
白い尻が俺の方を向くと、伸縮する様子がよく見えた。
「みないでぇぇぇっ!」
か細く果てながら彼女が喘ぐ。
悲痛にも似たその声が気分を高揚させる。
「だめ、も、もう、いきたくないぃぃぃっ!!」
2本の試験管の間から、ぷしゃあっと蜜がまた噴き出すように滴る。
「声抑えて。誰か来てもいいのか?」
顔を潰すように掴み、無理やりこちらに向かせる。
涙が勝手に流れ出てくる目は、もうどことも視線が合わない。
るるは一瞬はっとして唇を噛む。
やっと俺の言葉が届いたようだった。
「…んぅ、ん、んんっ…!」
「抑えられてないよ、バカなの?」
嘲笑ってまた達した身体を見下した。