第25章 【番外編】合宿と長い夜
「んぁああああっ!!」
るるは悲鳴をあげ、びりびりと脚を震わせた。
「やぁ、あっ!」
急な圧迫感に咽び喘ぎながら、そこはしっかりと締め付けてくる。
2日間触れなかった愛しさとか、他の野郎と仲良くしてた嫉妬心とか、幼稚すぎる自分の独占欲とか、何もかもが洗い流される。
また一つ突くと、このまま串刺しにしてしまいそうになるほどの、ドス黒い気持ちになる。
……及川も、こんな気持ちだったんだろうか。
逃がしたくなくて、怖くて、逃げられないように、他人が触っても怖がるように傷を一つ一つ付けて。
追い詰める。
「っとに、お前は、人を狂わせやがるなっ!」
「きゃぅ、あっ…、な、なに、んっ!」
「わかんなくていい」
集中出来るように吸いかけを一気に灰に変えて投げ捨てた。
「ああっ!あっあっ、ひぁっ…!」
重力に従った胸が垂れて揺れるのを鷲掴み、先端をぎゅっとつまむ。
「いやあっ!それ、だ、だめっぇ!」
苦しそうに言うわりには、ナカは果てたのか、痙攣しながら締め付けてくる。
「や、あんっ、と、とめてっ…!!
また、またいっちゃうかひゃあああ!!」
打ち付けるごとにひくひくと過敏になっていくナカがまた一段と狭くなる。
「おっぱいイヤなら、こっちかっ」
下の芽をきゅっと押し潰す。
「いぁあああああ!!」
引き抜くと一緒に水がじゃばじゃば滴り、地面に水溜まりが出来ていく。
「…くっ…」
締め付けの後に遅れ、逆らえない射精感に従い、赤く傷ついた背にドプドプと白いモノを吐き出した。
ガクガクと脚を痙攣させてるるるを室内に移動させ、適当に綺麗にして服を着せた。
せっかくのいい香りのハーブの横で、生臭いコトをしてしまった。
「るるさんはどこで寝るつもりだ?」
「…繋心さんのお部屋」
「仕切りがあるくらいだぞ」
「いいです。一緒に、寝ます…」
シた後のこの甘え癖がたまらない。
「しょーがねえな」
つい甘やかすふりをして、こっちがそうしたいだけ。
一服してからゆっくりと静かに部屋に戻った。