第8章 1014
お望みのままに。
ナナバを背中から抱きしめ、ショーツに指を掛ける。
その膨らみに沿わせるようにしてゆっくりと下ろしていけば、可愛らしい尻が徐々に見えてきた。
せっかくだ、少しだけ…
「っ!ちょっと、エルヴィン…!」
「いつもしてるじゃないか。駄目なのかい?」
キスが好きだ。
胸を撫でるのが好きだ。
…挿れるのは、もっと好きだ。
それとは別に、こうして可愛いお尻を揉むのも、また好きだ。
せっかくこんな近くにあるのに…
逃すなんてそんな勿体無い事、出来るわけないじゃないか。
「さて、そろそろ…」
しばらく堪能してから、尻の膨らみのすぐ下で止まっていた下着を少しだけ下ろす。
そうすれば何の抵抗もなく床へと落ちていった。
「ふ。丸見えだ」
君の潤うソコへ、ぴたりと宛がう。
あぁ…もうこんなに濡らして…
ただ密着しているだけなのに、溢れて滴る蜜であっという間に俺自身が包まれた。
「いい?」
「…うん」
狭くて、それでいて拒むことなく素直に受け入れてくれる。
いつでも。
そう、今日もだ。
「ふ、…っ」
「ぁ、はぁっ…、入って、くる…」
「っ、どう?」
「うん、っ、スゴく、気持ちいい…」
よかった、俺だけじゃない。
一緒に気持ち良くなってくれているんだね。
「ん…、…ぁ、…あっ…」
突き上げるように軽く出し入れすれば、それに合わせて色々な音が聞こえてくる。
机の小さく軋む音。
君の可愛い啼き声。
君の…厭らしい音。
だめだ癖になる。
…いや、もうなっているな。
「…エルヴィン、もう一つ、お願い…いい?」
「あぁ。何でも、言ってごらん」
汗ばむ肌を撫で、露になっている肩に吸い付く。
こうすると、応えるようにきゅっと締め付けて、それがまた心地いいんだ…
「…、…はぁっ、ん、中で…出して?」
「!!!」
思わず、動きが止まる。
ナナバは、今、何と言った…?