第1章 君の初めてで慰めて
「ほら、こっちに…。はは、可愛らしいな」
「見ないで、お願いだから…」
またもやシーツに包まり、鼻から上だけを出しているナナバ。相当に恥ずかしいのか、目元やほんの少し見えている耳は赤く染まっている。…これはきっと、首筋も真っ赤だろう。
本当に、子供のようで可愛らしい。
だが、シーツ越しに感じるその滑らかな曲線は、エルヴィンの情欲を煽る。
「ふむ、であれば」
エルヴィンはナナバに深く口付ける。
一度目と違い、特別なことは何もない。
ただただ、優しく、丁寧に、彼女をほぐしていく。
「ん、んっ、…ちゅっ、ぅ、ん、…んっ、はぁっ」
「はっ……、柔らかくて、甘い。本当に癖になる…」
「どうして、そういう恥ずかしいことを…、んんっ!」
「…ん、そろそろ、ここはどうかな…?」
エルヴィンはシーツを剥ぎ取り、ナナバの両脚をそっと開けばその中心へと顔を近づける。
「あっ、…ダメ、そんなっ、ところ…!」
「ん?どうして?もうこんなに濡れて、いい香りもしているが」
しっとりと潤うそこに舌を這わせれば、ちゅる、と小さく音を立てて吸い込む。
そのままこくりと飲み込めば、ナナバの味が喉を落ちていった。
「…こちらも甘いな、君は」
「やだ、やだやだ!そんなこと言わないで…!」
「わかった、言わないよ。でも、もう少しだけ…くれるかな?」
再び秘所に顔を近づければ、少し強めに舌を押し付け、ゆっくりとあふれ出してくる蜜を丁寧に舐め取っていく。
「あ、あぁっ、やだ…!
んん、ふっ、うん、……んぁっ!」
ナナバの声に、少しずつ色が加わっていく。