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【A3!】甘いひととき【R18】

第1章  アンタが欲しい【真澄】


 


「…アンタが欲しい。…ダメ?」


真澄くんの言う"欲しい"が
どういう意味なのか
男性経験のない私にだってわかる。

それに…

その思いに いつかはちゃんと答えたいって
自分なりに考えているつもりだった。



『…本当に…、私でいいの…?』


私の問いかけに、フッと笑った真澄くん。

腕を引かれ 身体を起こされると
強い力でギュッと抱き締められる。


「当たり前。アンタ以外いらない」


ドキドキと高鳴る鼓動が
聞こえてしまいそうで…。


『…真澄くん…』


身体が離れると
どちらからともなく
重ね合う唇。


『んっ…、ん…』


甘く、とろけそうな感覚に
頭の中が真っ白になって
真澄くんの背中に腕を回すと

それに応えるように
キスが深くなっていった。


 
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