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【A3!】甘いひととき【R18】

第3章  夜の密会【万里】


 


『…はぁ…っ…。…ぁっ…』


肩で息をする私を優しい瞳で見つめながら
足の間に身体を割り入れてきた万里くんが
片手で器用にゴムを装着していく。


「…キツいかもしんねーけど
出来るだけ、優しくすっから…」

『…う、ん…』


そして…



『あっ…! 万里くっ…――!』


入口に当てがわれた熱が
ゆっくりと中に入ってきた。


「…きっつ…」

『っ…ん…、んんっ…!』


私の反応を確かめながら、少しずつ…。

身体に負担がかからないように
優しくしてくれているのがわかる。


でも…

それが、逆にもどかしくて…。


表情を甘く歪め、動き始める万里くんの姿に
恍惚としていると ふいに目が合う。


「…すげー、物欲しそうな目…。
もしかして⋯、誘ってんの?」

『…なっ…! 違っ…』


 
 
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