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【A3!】甘いひととき【R18】

第1章  アンタが欲しい【真澄】


 


『…んっ…、っ…』

「…声、我慢しなくていい。
俺しか聞いてないから、安心して」

『そ…、んな…っ…。…あっ…』


こんなところを
もしも、誰かに見られたら…
大騒ぎになる事は間違いない。

でも…


触れ合う体温が
お互いの自制心を簡単に溶かしていく。


「…アンタから、キスして?」


そして、気がつけば…


私を見つめる真剣な瞳に
吸い込まれるように

自ら、唇を重ねていた。


『…はぁ…っ…、んっ…』


触れ合うだけのキスから
舌を絡め合う、深いキスまで…。

やっと、唇が離れた頃には

仰向けになった 私の上に
真澄くんが覆い被さっていた。


 
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