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【A3!】甘いひととき【R18】

第1章  アンタが欲しい【真澄】


 


『…あ、あの…。真澄くん…。
もう少し、離れ…――』

「…無理」


"アンタと一緒に寝たい"という
真澄くんのお願いを聞き入れて

こうして
私の部屋で一緒に眠るのは
今夜で、三度目になる。


「…アンタを抱いてると、安心する」


背中にぴったりとくっついている
彼の体温が肌寒い夜にはとても心地いい。


『…うん…。あったかい…』


出逢った時から
毎日、続いている 真澄くんの猛アタックに
少しは 慣れたつもりだったけど…


ベッドの上になると
やっぱり、緊張して…。


「…監督…。…こっち、向いて」

『…っ…』


そっと 肩を引かれ
顔を覗き込まれる体勢になると
緊張と恥ずかしさで
思わず、目を逸らしてしまう。


「…照れてるアンタも可愛い。
そういう顔、もっと見せて」

『っ…ま…、真澄くん…!』


ダメ、と言う前に
首筋に埋められた 真澄くんの顔。

そのまま 熱い舌で
ゆっくりと舐められると
背筋がゾクゾクと反応する。


 
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