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【A3!】甘いひととき【R18】

第3章  夜の密会【万里】


 


「なに、もしかして 照れてんの?」

『っ…もうっ…!』

「ははっ、図星かよ」


いつもと同じようにからかわれて

真っ赤になっているであろう
顔を見られないよう 他所を向く。


すると…

上に覆い被さっていた万里くんが
私の足元に膝をついて座り
ベッドの下に服を脱ぎ捨てる姿が
視界の端に映った。


「…監督ちゃんの服も、脱がしてい?」


熱っぽい声で、そう尋ねられると
ダメなんて言えるわけがなくて。


『うん…』


コクンと縦に頷けば

頬、首筋、鎖骨...と
キスを落としながら
私の服を脱がしていく、万里くん。

あっという間に
生まれたままの姿になった
私の上に 再び 覆い被さると
さっきよりも長いキスで唇を塞いだ。


 
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