第1章 先生好きだよ
今日のやる事を全て終えてベッドに入る
そして脳内反省会をする
まずは先生にぶつかって睨まれる事件
完全にやらかした
邪魔な場所に立ってた自分が悪い
後は引きずって授業中先生を見れなかった
今日の先生は今日だけ
明日はまた違う細胞の先生
なのに私は見逃した
思わずかけ布団を握りしめ
唸ってしまった
そして先生にチョコをあげたこと
まさか頭を撫でられるとは思ってなかった
先生を好きになってから
一番嬉しかった事と言っても過言ではない
ありがとうなんて
目尻の下がった優しい表情なんて
初めて見られて幸せだった
心臓が口から出るなんて表現
大袈裟だっておもってたけど大袈裟じゃなかった
きっと口を閉じてなかったら
私の心臓も口から出てたと思う
そのくらい驚いた
こうして反省会をしていると
いつも夜中まで起きてしまう
時計に目をやれば深夜2時
流石に朝が起きられなくなるので
窓を締め寝ることにした