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大罪と重罪【七つの大罪】

第1章 再開。


急いでホークちゃんの元へ急ぐと、

ホーク
「あれを見ろ!」



視界を広げると、信じられない光景が飛び込んできた。




花畑の中央で、黒いフードを被った女の子がうつ伏せで倒れていた。


よく見ると、ところどころ黒々とした血で染まっていた。


エリザベス
「大変!!」


思わず駆け寄り、呼吸を確認する。


かろうじて息をしており、ほっとする。

しかし、今も大量に血が流れておりこのままでは命の危険も伴ってしまう。


メリオダス
「エリザベス!!」


メリオダス様達が寄ってくる。


エリザベス
「かろうじて息はしています。ですが早く手当を・・・!」

マーリン
「私に任せな」


そう言うと、マーリン様は皆をテレポートした。




マーリン様は「〈暴食の罪(ボア・シン)〉のマーリン」。
七つの大罪の一員。


そして瞬時にお店に戻り、少女をベッドにのせる。


とりあえず、怪我しているところを早く治さなければ・・・!!



そう思い、フードをとった瞬間思考が止まった。





その少女に、白い猫耳がついていた。



それを見た皆もびっくりしたらしく、しばらく黙っていた。




が、その沈黙はメリオダス様によってかき消された。


メリオダス
「こいつ・・・ミーシャじゃ・・・・?」

バン
「嘘だろ・・もう帰ってきたのか?」

キング
「いや、でもまだ終わってないはず」


???


皆さんがまったくわからないことを言い始め、私は混乱しはじめた。


ゴウセル
「エリザベス、早く治癒を」

ゴウセル様の声で我に返る。


私は、皆さんの会話の内容は一旦頭から出し、治癒に集中し始めた。
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