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大罪と重罪【七つの大罪】

第5章 それぞれの



エリザベス
「!?」

ミーシャ
「……今、おまじないをかけました」


エリザベス
「おまじない?」


ミーシャ
「予知夢能力!!

……なんちゃって」


エリザベス
「ぷっ、あははははっ」



ミーシャ
「えへへっ…///」


私は、笑って誤魔化した。
本当は、私が感知したイメージを、エリザベスに送ったのだ。



エリザベスには、私は何も言っていない。
なぜならば、エリザベスには人生最大の試練が待ち受けているから。
それを、私が知っているから、


あえて、言わなかった。





ミーシャ
「元気でね…、お姉ちゃん…(ボソ」


メリオダス
「………」

この時、その言葉がメリオダスに届いたことを、ミーシャは知らない。



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