第5章 それぞれの
後ろを振り向くと、ディアンヌが抱きついてきた。
ミーシャ
「ディアンヌ!?」
ディアンヌ
「嬉しかった…。
本当に妹が出来たみたいで」
ミーシャ
「ディアンヌ…」
ディアンヌ
「でもね、勝手に出て行くなんて卑怯だよ!!」
バン
「卑怯…か…」
ディアンヌ
「最後に言わせて…、絶対、絶対絶対絶対、今度は皆で買い物、行こうね」
ミーシャ
「……っうん!!」
だから嫌だったんだよ…。
ドアから皆が出てくる。
バンとゴウセルは眠そうだった。
皆が見送りにくると…
キング
「またなっ」
行きたくなくなるんだよなぁ…(微笑)
ミーシャ
「うん!!!!」
丁度、朝日が登ってきた。
私は、エリザベスの頭をこつんと叩いた。