第4章 留まる?踏み出す?
ドガンドガン!!
朝、謎の音で起こされた。
何事!?と思って部屋のドアを開ける。
すると、ドアの目の前にキングがいた。
キング/ミーシャ
「「?!!」」
キング
「ミーシャっ!」
すると、キングは私を包み込んだ。
ミーシャ
「!?」
キング
「今は出ちゃダメだ」
ミーシャ
「……??!」
顔が熱くなる。
キングに抱きしめられているから?
すると、
「オラァァ!!早くミーシャを出せェェェ!!!!」
外で、怒声が聞こえた。
しかも、聞き覚えのある声だった。
ミーシャ
「!!」
力いっぱいキングを押す。