第2章 過去の記憶と生命と
* * *
バン
「・・・・もしかして、こいつがあの重罪の・・・罪人か?」
ミーシャ
「(コクリ」
バン
「このガキがか?」
『ガキとはなんだ!』
お腹空いちゃったって言ったせいで、一階に降りてきてメリオダスがご飯を作ってくれてる。
バンはさっき薬の材料を買ってきてくれたみたいで、お店のイスにもたれかけて説明を聞いてた。
ガキ呼ばわりするバンに向かって、私は書いた紙を叩きつけた。
エリザベス
「メリオダス様・・・・大丈夫ですか・・?」
メリオダス
「あぁ」
エリザベスはさっきからメリオダスの料理のことを心配してる。
なんでかなぁ・・・?メリオダスの料理めちゃおいしいのに。
バン
「あの強力な魔力の持ち主だとは思えねえなぁ・・・」
『失礼な!』
ペンと紙を机に軽く叩きつけた。
バン
「はいはい、悪かったな」
バンが降参(?)した頃に、タイミングよく
メリオダス
「飯出来たぞー」
メリオダスがやってきた。
ミーシャ
「!(尻尾フリフリ」
ゴウセル
「ミーシャは嬉しい様子」
バン
「マジでうれしいのか?」
ミーシャ
「(コクコク」
メリオダス
「とりあえずパスタ作った」
『ありがとう』
ペンを箸に持ち替え、早速一口食べる。
ミーシャ
「(もぐもぐ…」
ホーク
「そ、そんなに多く食べて大丈夫か・・・?」
ミーシャ
「(もぐもぐもぐ‥‥」
メリオダス
「どうだ?」