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三成さんと永利さん

第1章 三成さんと永利さん


07

天下五剣でもレアな大典太光世、数珠丸恒次。
源氏兄弟、極短刀の五虎退と今剣を連れて。

煽りPTじゃないよー?練度上げに来たんですよ?
市と共に席に座って名簿を見ながら勝てるかな、と対戦相手を見つめる

一時期ガチPTで通ってたからなー。三日月、長谷部、大太刀4人はそりゃあ勝ち進んで
今では練度カンスト。
連勝し過ぎてつまんない。とまで蛍に言われたな、あれは済まんかった。

光世と数珠丸に今日の作戦を相談してると2人が急に立ち上がって私を背に庇った
市の方を見ると極の五虎退と今剣までもが市を庇い
膝丸は誰かを威嚇してる・・・って、猫かお前は。

光世と数珠丸の肩を軽く叩き
誰が来たのだろう?

隠れて見えなかった視界がクリアになり目に飛び込んできた人物に思わず叫ぶ

「お、おま。お前えええええええ!?」
「よっ、兄ちゃん昨日振り。今度からお前じゃなくて。頼宮永利、永利って呼んでな~」
「誰が呼ぶか!!」

勝手にずかずか近くに座ったと思ったら

「や~、昨日は楽しかったわぁ、お。お嬢ちゃん美人やね、妹さんって言うには似てないね」
「くっ…私の妻だ」
「織田信長が妹、市です。今は三成さまの妻よ」

市を紹介すると目をパチクリ
あんたいくつ?18!?

私の年齢を聞いて勝手に沈んだ。悪いかおっさん。
沈んだと思ったら普通に復活するし何なのこの永利って人

「せや、今日演練同じや、手加減よろしゅう」
「は?まさか」

永利の言葉に対戦表を見ると、マジであった頼宮永利。勘弁して頂きたい。

永利は私の連れてきてるメンバーに極短刀が2人居るのを見て
よくここまで練度上げたなぁと感心する
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