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星に願いを

第2章 記憶違い


二宮「愛花はさ、まだ短大卒業したばっかだし」

愛花「う、うん」


なんだ、何の話だ

別れ話か

二宮「俺も今はさ、その、結婚とか、まだ考えらんないわけ」

愛花「え、え?」

二宮「だからさ、まだもうちょっと待ってくれない?」


どういうことだ


二宮くんから「結婚」て言葉が出てきたことにびっくり


そうか、もうそんなこと考えてたのか

いや、今考えられないって言ったのか


愛花「別れ話だと思ってた私の緊張返してください」

二宮「こっちは真面目に話したんですけど」

愛花「うん、私も今は仕事集中したいし」

保育士としての仕事をもう少し勉強したい


二宮「そう言うと思ってたよ」

愛花「いいよ、私たちは私たちのペースでいればいいし」

二宮「いやでもさ、」


二宮くんが珍しく少し寂しそうに反論してきた



二宮「もう6年も付き合ってるのに、愛花は嫌にならないわけ?」

愛花「え、あ、うーん、ならないね」

二宮「すごいねあなた」

そういうってことは二宮くんは嫌だと思ってたってことだろうか


二宮「俺はさ、」




「愛花と家一緒なだけじゃなくて、苗字も一緒だったらって思うこと2日に1回はあるよ」



体温がだんだん上がっていくのがわかった

二宮「顔赤いよ」

愛花「二宮くん」

二宮「なんだ」

愛花「今日はごちそう作ります」


今日はすごく豪華に作ります


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