• テキストサイズ

星に願いを

第11章 公開告白なんて


愛花「あぁぁぁあああ」

まい「ごめんってー」

愛花「恥ずかしかった最強に」

まい「だろうね」

球技大会が終わったあと、まいちゃんと片付けをしながらそんな会話をしてた

すると後ろから

二宮「いいんじゃない?俺のだって見せつけになったし」

愛花「そんな軽い問題じゃないでしょ先生も見てたんだから」

二宮「いいじゃん」


だめだ、まいちゃんとグルだったとは


二宮「でもほんとに見せつけになったし、愛花のこと狙ってる人なんてそこら辺にうじゃうじゃいるし」

愛花「虫みたいに言わないの」

二宮「俺からしたら虫同然」

愛花「やなやつだな」



私の中の1番の問題は

大声で公開告白をしてしまったこと

これからの学校生活が思いやられる


二宮くんとしてはよかったみたいだけど




片付けは終盤を迎え

みんな集まって実行委員長からのあいさつがあり

解散しようとしたとき


二宮「愛花!」

なんて急に呼ぶもんだから

みんな振り返っちゃうし私びびるし

すると急に抱きしめてきた

周りからの冷やかしがただの雑音に変わった時

「好き」

耳元でそう囁いた


信五「うっわ!うっわ!!聞こえないように言いやがって!」


二宮くんらしくない行動に驚いたのと


公開告白してされ返すなんて

緊張するし心臓止まりそうになるし

どうせなら大声で言ってほしかった





この出来事があってから

私と二宮くんは学年1のカップルと言われるようになってしまいました

6年付き合ってても未だにこの出来事を思い出す度に顔が赤くなる

…二宮くんはただ笑ってるだけだけど!!!





























『公開告白なんて』END.







































/ 40ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp