第8章 派生④カラ松END
「もっと強く……お願い……」
「……ん……」
反応しきった胸をまた舐められ、緩やかな快感に息がもれる。
「下、触っても、いい?」
「……ぁ……っ……」
いいも何も……上からかすかに撫でられただけでも声が出た。
下着なんて染みが出来るくらい、湿ってるし。
おずおずと触れてきた指が布越しに谷間のラインをそっとたどる。
「……や……っ……!」
一点に触れられ、ビクッとなる。
「こ、ここ? ここがいいの?」
私が一番反応したからか、指の刺激が強くなる。
指で軽くこすり、少しずつ大胆に下着の上から弄ってくる。
「ん……ゃ……っ!……っ」
脚が自然に開いていく。下側から中に指が滑り込み、びしょびしょになった箇所を何度も何度も愛撫され、身体が跳ねた。
「いい……もっと……おね、がい……」
半裸の私は半分泣きながらカラ松さんに抱きつき、快感を与えられるたびに声を上げた。
腰が自然に浮き上がり、彼の膨らんだ箇所を、自分の腰に押しつけるようにする。
それでカラ松さんも我慢出来なくなったようだ。
「……いい……のか?」
そういうとこまで、こっちに聞かないでほしいなあと、服を脱がされながら、どこかで思った。
「……っ……!」
初めてなせいか、ちょっと戸惑いはあったものの、ゆっくりとカラ松さんの××が
私の中に深く埋め込まれる。
「松奈……すごく……」
何か言おうとしてたけれど、もうキザな言葉を出す余裕もないようだった。
彼は雄の本能に動かされるように、私の腰を抱き、動き出した。
「ぁ……や……っ……! あ、あ……っ!」
音を立てて突き上げられ、奥を穿たれるごとに、身体が熱くなり、蜜が零れる。
「もっと……くださ、……あ……あっ……!」
つながりを深くしたくて腰が勝手に動く。
快感を打ち付けられるごとに頭が白くなっていった。
「はぁ……やっ……やあ……だめ……っ」
「……っ……っ……松奈……」
息を吐き、ときどき呼ばれる名前。
耐えきれずに抱きしめあい、キスをして、そしてまた衝動をぶつけられる。
けど打ち付けられる速度は速まり、もう限界のようだった。