第7章 派生③おそ松&チョロ松END
「松奈。顔を背けないでよ。照れちゃって可愛いな~」
笑って頬を撫でる。照れてない!! 知ってるでしょっ!!
「大人しく付いてきてませんよ。お二人が強引に――ぅ……!」
最後まで言う前に、また手で口をふさがれた。
せめて手を噛んでやりたいが、どうしても身体に意識が行ってしまう。
「よっと……取れた」
脱がされた下着が投げられるのが見えた。下半身が寒い。
「松奈、ほら、足を閉じないで」
「もう照れるような仲じゃないだろー。ほら、お兄ちゃん達と気持ちいいことしよう」
と、クソ長男が私の手をつかみ、自身の膨らみを強引に触らせる。
「照れて、ない、ですよ、この×××××ども……」
「女の子が口が悪いよ松奈~。ほら、お口をふさぐよ」
長男はベルトをカチャカチャと外し、眼前にグロテスクなものを突きつける。
「ね、舐めてよ。お兄ちゃん、松奈に愛されたいなあー」
頬に押しつけてくるな! 直視したくないわ!!
「おそ松兄さん、松奈が嫌がってるじゃないか。
本当に下品だよね。もっと紳士的にしてあげられないの?」
紳士的に……紳士的に、チョロ松さんは私の膝に手をかける。
「皆、冷たいなあ。じゃあいいよ。手でやってもらうから」
手首をつかまれたかと思うと、生温かくてグロいものを直接握らされた。
離したくとも、手をつかまれ上下に擦らされる。
「あー、その嫌そうな表情。何だか興奮してきた。あ、もう少し優しく握って、でも速く」
言いながら、私の手をつかんで勝手に上下に動かさせる。
あと私の顔に押しつけんばかりなんだけど……。
一方クズ三男はどうにか私の両膝を割ると、自分の身体を割り込ませ、指を――。
「……い、痛っ!」
ズブッと入れられ、思わず声が出る。すかさず長男が、
「おいシ○松、俺にひどいことするなって言っておいて痛がらせるなよ」
「誰が○コ松だっ!! 松奈、ごめんね。ちょっと急いじゃった。
でも濡れてきてるよね。気持ちいい? 感じてきてる?」
私の下を、慎重に指先で探りながら言う。
優しく撫で回され、ドクンと一点が熱くなる。
「ちが……感じて何て……あ……ぁっ……」
悔しさで歯を食いしばる。