第7章 派生③おそ松&チョロ松END
部屋のランプの薄明かりの中、三人分の荒い息と、濡れた音が響く。
耐えきれないと目を閉じれば、全身をくまなくまさぐられているようで、さらに羞恥心が増していく。
「ごめん、もう少し……強く……」
すまなそうに言いつつも、やはり自重する気配ゼロの三男。
私? 上の口で奉仕させられております。
透明な汁をこぼし、限界近くになった××をさらに刺激し、先端を舌で舐めると、切なそうな声が響く。
「松奈。準備出来たよー。足、動かすから」
そしてこっちは軽いな!! うわ、もっとゆっくりやって下さいよ!
足を大きく開かされ、こぼれるくらい濡れて光る蜜口に先端が押しつけられる。
そしてなじみ始めた圧迫感。
「ん……っ……すご……」
雌の本能が、欲しがっていた雄を飲み込んでいく。
へらへら笑っていた長男も、さすがに汗を流し、
「……松奈……っ……」
誰かさんと同じ顔で、名前を呼ばないでほしい。
そして長男は声を出さずに動き出した。ズクッと内に快感が走ったことを、私は必死に感じないようにした。
何度も、何度も穿たれる。
「っ……っ……――っ……――っ!!」
上の口で三男のお相手をしてるので、声が出ない。
てかチョロ松さん、何かもう忘我という状態なんですが……。
「ん……んぅ……イイ……っ……」
私の代わりに声を出してるのは、クソ長男。
本能のままに動き、何度も打ち付けてくる。
そのたびに自分の中で何かが爆発しそうになるのを、必死に抑えた。
「……っ……ぁ……ん……っ」
三男に奉仕をしながら、下からの快感を感じまいと目を閉じる。
でも視界が閉ざされるほど、強烈な衝撃を内に感じてしまう。
震える手で××を握りしめると、私の髪を押さえつける手が強くなった。
はぁ、はぁ……あ……ん……っ……ぁ……。
出せない声は熱い呼吸になって漏れる。
もう三人がそれぞれの快楽に夢中になり、ただ本能のままに身体を動かしている。
いやらしい音が耳にやけに大きく響き、
「松奈……っ」
熱く呼ばれた名前はどっちの声かさえ、分からない。