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【松】六人の兄さんと過ごした三ヶ月

第6章 派生②一松&十四松END



「ええと、一松兄さん。この後……」
 一松さんが舌打ちし、指で何かをはじく音。

「これ使え。つけ方までは聞くなよ。情けなくなる」
「う、うん」
 十四松さんがズボンと下着を下ろし、ゴソゴソと動く音がする。
 私はここに来てもがいた。何をしてもいいけど、他の人のを受け入れたくない。

 何か気に障ることをしたのなら謝る。私が実はうっとうしかった、嫌いだったのなら別れてもいい。でも他の人にだけは……止めて。

「泣かないでよ。そんないい顔でさ」
 なのに私を見下ろす一松さんは笑みを浮かべている。ほの暗い笑みを。

「ま、これからそんな顔はいくらでも見られるんだろうけど」

「ねえねえ兄さん、これでいいの?」
「だから聞くなって。勃起した他人のブツなんて見たくねえよ」
 一松さんは嫌そうに言って、私の頬から涙をすくい、指先で舐める。
「ほら力を抜いて。これからなんだから」
 足を抱えられ、熱い先端を押し当てられ、背筋が震えた。
「…………っ……!」
 慣れ始めた、でも慣れた人のとは違う××が、濡れそぼった場所に侵入した。

「……ごめん」

 小さくそう言ったのは、どっちだっただろう。


「……は、っ……っ……ぅっ……」

 余裕がない。欲望のまま、衝動のまま。足を限界まで開かされ、最初から一番奥まで突き上げてくる。力の強さに全身が揺れる。一松さんがいなかったら、壁にぶつかるまで責め立てられていたんじゃないだろうか。

「松奈……すごく、気持ち、いい……松奈……」

 うわごとのように名前を呼ばれ、また穿たれるが、返事をする余裕は無い。
「ん……う……」
「休まないで。口を動かして」

 唾液が糸を引く。口と手の拘束は取り払われたが、代わりに一松さんの××をなだめる仕事を強制させられている。

 一松さんは相変わらず暗い無表情。私の奉仕にダメ出しをし、この狂った状況をただ一人、冷静に眺めている。

「松奈……はあ……う……っ」

 何度も何度も突き上げられ、一人にしか許していなかった場所を蹂躙される。

「いい音、立てるよね。なあ、俺のとどっちがいい?」

「ん……ぅ……!」



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