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【松】六人の兄さんと過ごした三ヶ月

第3章 三ヶ月目のさよなら



 そして四つん這いにされ、ズグッと後ろから慣れた異物が侵入する。
「や……あ……っ……」
 私の方は完全に反応していないが、体液でグジュグジュになったあそこは雄を抵抗せずに受け入れる。
 けど身体を支えることもままならず、床に肘をつく。
 一松さんは容赦なく動き出した。

「あっあ、や……いや……は……」

「何、その態度。いつだって、松奈は、そうだよね。自分が一番の被害者。
 自分が一番可哀想。全部が全部、周りのせい」

 言葉の刃が突き刺さる。

「そんな、こと、……だって、だって……!」
 この状況で、私のどこに落ち度があると。
「逃げたくなって当たり前だって、一松、さんも、何回も……!」
 
「でも松奈が招いたことでしょ? 元の世界に帰りたいって言うから、こうするしかなかった」

 涙が汚れた床にこぼれる。何で悲しいのか分からないまま。

「忘れちゃえば楽なのに。外のことも、元の世界のことも、何もかも忘れて、俺に守られていればいいんだよ」

 その守ってくれる人が、何で私に苦痛を与えてくるんだろう。
 
「松奈……」

 何度も突き入れられ、動かされる間に、下が熱を帯びていく。
「ん、ん……ぅ……ん……っ……」
「はは……締め付けてくるよね。何度もヤられたのに、今さら感じちゃってるの? ホント、変態」
「や……だめ……やめ、て……」
「良い子だね、松奈」
 言いながら、何度も何度も私を揺さぶる。
 ぐじゅ、ぐじゅと濡れた音が響き、私の喘ぎ声が重なる。

「や……ぁ……だ、め……や……」
 床に爪をたて、快感に喘ぐ。一松さんもスイッチが入ってきたのか、
「この×××! 雌犬! おら、ご主人様に腰振ってみろよ!」
 口調が荒っぽいものになり、速度を速め、全身をぶつけてくる。
「あ……もっと、や……ああ……!……――え?」
 あえいでいたのが我に返る。
 いきなり××を抜かれたかと思うと、腕をつかまれたのだ。
 一松さんは横になり、
「上に乗って」
「……え?」
「早くして」
「は、はい……」

 まだ下半身がじんじんする。恐る恐る横たわる一松さんの上にまたがると、
「……っ!!……ん……っ……」
 腰をつかまれ、××の上に無理やり座らされる。

 身体の重みと体液の滑りで一気に奥まで突き上げられ、口から快感の声が出た。
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