第3章 三ヶ月目のさよなら
ぐちゅぐちゅと濡れた音が響き、蜜口に指がねじこまれ、そのたびに私は声を上げてのけぞった。
「言って。どこが気持ちいいの? さっきちょっと痛くしたお詫びに、好きなことしてあげるから」
「あ……ぁ……っ……ん……あ……そこ……」
足がさっきと別の意味でぶるぶるし、一松さんに支えられる。
ゆっくりと床に座らされ、壁に背を押しつけられる。
雨の音……ずっと降っていればいいのに……。
顔を真っ赤にしてあえぎ声を出す私に、
「そんなにイイの? 何か松奈ってよく分かんねえ……ほら、ベッドに……」
と言いつつも、下半身を弄るのは止めない。
イタズラするみたいに、指先でつまんだり引っ張ったりされ、
「ヤ……あっ……あ……」
声が止まらない。指だけでイッチャいそうな気がした。
「床、汚れちゃったね」
少し上気した顔を私に近づけ、笑う。
そう、かもしれない。
腰を上げるよう促され下着を取られる。透明な糸を引いて下着が取られるのをぼんやりと見た。
自分のつなぎのジッパーを下ろしながら一松さんは、
「……足、開いて。もっとよく見たい」
「は、はい」
「いや上着で前を隠しながら開いても意味ないから……それとも俺にいじめられたいってこと?」
し、しかし女には恥じらいというものが……わっ! 手を取られ、前のめりにされたかと思うと、一気に上着を取られる。
「何今さら恥ずかしがってるの。手、どけて。顔が見たい」
そう言われ、おずおずと手を顔から離すとキスされた。
「可愛い……」
私はちょっと寒い。一松さんに大きく足を広げさせられ、欲しがってひくひくしてる場所をじっと見られる。
「……やっ……は……や……」
指先で熟れた部分をくすぐられ、意地悪に涙が出る。
ようやく、熱い××を押し付けられ、期待にじわりと蜜があふれる。
「ん……はや……っ……いちま、つ、さ……」
熱い先端部をこちらに押し付けては離すイタズラを数回やられ、
「欲しい?」
「欲しい……くだ、さい……」
「ん……良い子」
足を抱えられ、一気に貫かれる。
「あ……あ……っ……」
気持ち良すぎて、初っ端からイキかけた。
そのまま抽挿が始まり、足を抱えられ、何度も何度も身体をぶつけられる。
感覚の全てがそれにしか集中出来ない。