第2章 二ヶ月目の戦い
何だその、盗っ人猛々しい意見は!! クズですなあ、この人!!
一松さん、どうも最初から『こっち』の利用を想定していたらしい。
で、他の六つ子に黙っていた挙げ句、『行為に必要な物品(勝手に想像してね!)』をこっそり持参して来たのだ。
私と談笑して歩きながら、ポケットに何つうものを入れてたんだ!!
「もうホテルの休憩利用も禁止になったし。ここが嫌なら公園でやる? 今の時期は寒いよ?」
首筋に軽く歯を立てながらボソッと言われる。そんな趣味ありませんよ!!
すみません博士。終わったら、シーツとかちゃんと洗いますんで……。
「もう、どうでもいいです……」
実のところ、下半身を刺激されすぎて、もうシーツにこぼれてるレベルだ。
胸も反応して色づいてるし、雌の本能が全身で××を欲しがっている。
「良い子」
キスをされても嬉しくありません!!
「あのーですね、この体勢、何だか恥ずかしいんですが……」
「だって昨日、後ろからが良いって」
「言ってませんわっ!!」
えーとその、後背位……て言うんだっけ?
四つん這い状態で後ろを上げさせられ、丸見えなのが恥ずかしいっつか……。
「ん……ぅあ……い、いじらな、い、で……」
後ろから手を回され、指で刺激されるだけでも、蜜が垂れてくる。
「挿れていい?」
と言いつつも、押し当てられた熱い××は完全に限界寸前である。
「もう、好きにして、くださ……い……」
「じゃ遠慮なく」
ええー。
「……あ……あ……ん……や……っ……」
緩やかにねじ込まれ、圧迫感と快感。何とも言えない声が出る。
「……動く、から……」
腰をつかんでゆっくり動かれた。最初はこちらの様子を見ながら少しずつ。
でもだんだんと本能に命じられるように、速くなる。
「や、あ……んっ……! だ、だめ……あ……ぁあっ……!」
つながった部分から、いやらしい音が響き、体液と蜜が混じったものが腿を伝う。
背後から胸をつかみ上げられ、同時に下から大きく抉られる。
「や……だ、め……あっ、あっ、いや……」
シーツを必死につかみ、快楽に耐える。
「……っ……そういう、声、出さない……」
どういう声っすか。
××の速度が一層激しさを増し、最奥を何度も抉られ、そのたびに気持ちよすぎて身体がけいれんする。