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If…(2)

第4章 新生!第七班!!


「残念だけどサイ……

君はここで僕の分身に見張らせておくよ。」




大蛇丸のアジトを抜けると、ヤマトは僕にそう言った。




「こっから仕切り直しだってばよ……


ルミを助け出す!」




ナルトは指をならし、やる気を表している。





「…………やめた方がいいよ。」





俺はそんなナルトにそう言った。



それは、本当の任務が遂行しにくくなると思ってのことだった。


俺が三人に話さなかった本当の任務。






うちはルミの暗殺だ。





「ボクはルミさんに会った。」





僕の言葉にナルトとサクラが一瞬動揺を見せた。






「ルミには常に大蛇丸がついている。


深追いすればバラバラにされて実験体になるのが落ちだよ。


それに……」





僕は、どう言えば二人がうちはルミを諦めるか考えて言葉を紡いだ。





「ルミさんは君達が三年かん自分を探していたと知って〝私の事なんて放って置けばいいのに〟と言っていた。



君達が自分を連れ戻そうとしていることに苦しんでいた。」





それは戻る気がないからではないのかと、僕は二人にそう言った。
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