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If…(2)

第4章 新生!第七班!!


「潜入隊列は……ボク…サクラ、ナルトの順だ。



土遁で地下から近づく。」




ヤマト隊長が目標の岩に近づきながら説明する。



途中からヤマト隊長の土遁で地中からアジトへ近付いた。




「やっぱり、アジトは岩で囲まれているみたいだね……」





硬い岩にぶつかったところでヤマト隊長がそう言った。



「こんなの、オレの螺旋丸でぶっ壊してやるってばよ!」




「ちょい待ち!
そんな大きな術したら敵に気付かれるでしょ!」





私がナルトにそう言うと、ヤマト隊長も潜入はあくまで音もなく、と呟く。






「あった……」



私がどうするのだろうと考えていると、なにかを探していたヤマト隊長が、岩の小さなヒビを指した。





「硬い岩ほど小さな亀裂に少し力を加えただけで……」




木遁を使いスルリとヒビに滑り込ませると肥大させる。

ヤマト隊長が岩から退くと、そこには人が一人通れる位の穴が開いていた。

ヤマト隊長が、ニッと笑ったあと、真剣な顔をして穴からアジトのなかに入る。

それから私、ナルトの順でアジトに潜入した。





「取り敢えず潜入は成功ね。」





辺りを警戒しつつ、潜入出来たことにひと安心する。




「まずはサイを捜す。




こっちだよ。」






動き出したヤマト隊長に私とナルトも続いた。
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