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If…(2)

第4章 新生!第七班!!


火影室を出たあと、自己紹介を終えた俺達は天地橋に向かっていた。


今回の隊長になったのはヤマトとか言う奴で、もう一人の奴はサイというらしい。




(…今回の任務、サスケのやつも来たかったんじゃねーかな)




俺は隣を歩くサイを見ながらそんなことを思っていた。




「…そんなにじろじろ見ないで下さい。

ぶん殴りますよ。」




俺の視線に気づいたサイがそう言った。




「テメーはいちいちムカつく言い方しやがるな!コラ!」




俺が思わず怒鳴ると、サイはまたムカつくことをさらっと返してくる。




「班には信頼とチームワークがもぅとも大切だってカカシさんにも教わったはずだ。」




喧嘩腰な俺にヤマト隊長がそう言ってきたが、俺はサイを睨んだまま指を指した。



「こいつはカカシ班の班員じゃねえ!

俺達カカシ班のもう一人の班員は…

ルミだ!!」




俺はサイを睨見つけて怒鳴る。




「…こんな奴を班員として俺は認めねぇ!」



俺がそう言うと、サイは嘘くさい笑みを浮かべた。





「いや…ボクもそっちの方が気が楽だよ。


木ノ葉を裏切り弱い癖に力ばかり求めて大蛇丸の下に走った…
そんな大蛇丸と同じようなゴミ虫女と一緒にされたくないからね。」



サイは笑みを浮かべたままそう言う。

俺はサイの言葉にカッとなり拳を握りしめた。
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