第3章 始動
「え?
ほ…ほんとにィ…!?」
サクラは自分で弱点があるはずと言っておきながら驚いていた。
ナルトはそれに得意気に笑う。
そして、ナルトが話したカカシの弱点は確かにそうだと思ったが俺は呆れた。
しかもサクラが立てた計画は正直やりたくなかった。
「……よし、不本意だがそれでいってみるか。」
俺はナルトとサクラが乗り気なのを見てため息をついた。
俺たちはカカシがいる場所を確認するとそれぞれ配置に別れた。
そして、先ずはサクラが動き出した。
真っ正面からカカシの方に歩いていく。
カカシがそれに気づくと、サクラはゆっくりと口を開いた。