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If…(2)

第3章 始動


「ルールは前と同じ。
どんな手を使ってもいいからオレから鈴を取ればいい。

期限は明日の日の出までだ。」


私達はカカシ先生に言われて第三演習場にいた。


ナ「なんか……懐かしいってばよ……ここ。」

「うん。」


ナルトの言葉にわたしも頷く。


「ああ、そういや
ここはお前たちの最初の演習の場所だったっけな。」


カカシ先生も懐かしそうにそう言った。

サス「第七班……」

サク「私達の班だけ四人一組だったっけなァ……」


カ「…あの時は……
………リュウいや、ルミもいたっけな…」


「「「…………」」」


カカシ先生の言葉に私達は無言になる。


サク「ーーーーー」

ナ「………………」


私は地面に座りぶつぶつと言い出し、ナルトにいたっては四つん這いになってぶつぶつ言い出した。


「……カカシ……こいつらの前でルミの名前は禁句だ……」


サスケ君がカカシ先生にため息混じりにそう言ったのが聞こえた。


"パタン"



その時、本を閉じる音がして私達はカカシ先生の手元に視線を向けた。


「さて……始めますか。」

そう言ったカカシ先生は何時も読んでいる本を閉じていた。



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