第8章 〇【ベルトルト】僕だって
先端から、ゆっくりと膣内に埋まっていく。
「っあぁ・・・サラ、凄い・・・狭い・・・っ」
「ベルトルト・・・ベルトルト・・・っ!」
ベルトルトのソレはサラの膣いっぱいに埋まり、腹に圧迫感を感じるほどだった。
「・・・入った・・・」
異常に濡れていたお陰か、多少の痛み程度で済んでホッとするサラ。
ベルトルトを見ると、眉をひそめたまま目を閉じて動かずにいる。
頬を滑る汗をサラが指先で触れると、ベルトルトが目をゆっくり開いた。
「・・・大丈夫?」
「うん、サラこそ・・・痛くないかい?」
「予想よりは痛くない、大丈夫だよ」
ベルトルトとサラはどちらとも無くキスをして、ベルトルトは腰を引いて、また進めることを繰り返す。
「ん゛っ、ゔ・・・」
サラから声が上がる。
キスしていた唇を離す。
「サラ、大丈夫?」
「うん、うんんっ・・・分かんないぃ・・・」
「僕も・・・。でも気持ちいいよ・・・本当に。・・・僕だけ気持ちよくて、ごめん」