第6章 〇【ライナー・ベルトルト】代償
ベルトルトにキスをされ、ライナーにはズボンやブーツを脱がされて下着はナイフで両端を切られて下半身は完全に布が取り払われた。
酸素を失い、頭がボーッとしてくる。
時たまベルトルトの歯が自分の歯に当たり、唇に当たった時に切れ、少し血の味が口内に広がった。
キスをしつつ、サラは足が上げられたことに気が付く。
足をバタつかせて抵抗して、ライナーの顔に蹴りを入れた。
「い・・・てぇ・・・。こりゃお仕置きだな」
ライナーは顔をさすった後、手をサラの尻めがけて強く振りかざした。
バチン!と言う強い破裂音の様な音が部屋に響いた。
ライナーはそれを繰り返し、サラはその度に悲鳴をあげる。