第22章 〇【リヴァイ】不潔な関係
フェラをする女の顔は正直あまり見れたもんじゃねえが、初めてサラのフェラ顔を見て俺は興奮した。今も泣きながら鼻水を出して、唾液を流しながらぐじゅぐじゅと、一生懸命俺に尽くしている。
「は、イく……」
クソ、一丁前に焦らしやがって……頭を掴んで腰を振ると、溺れる様な声が聞こえ、壁に頭が何度もぶつかる。まずいか?まあそんなことは今はどうだっていい。飛んじまいそうな位気持ちがいい。
「く、は……っ」
腰を抜いて顔面に射精する。
嗚咽を上げて泣きじゃくるサラ。
「シー……静かにしろ、バレたら困るのはお互い様だろ」
ああ、最高だ。汚ぇツラしやがって。
「何か言いたげだが何だ。ハッキリ言え」
「……ひ、や、優しく、するって……言ったの、にっ……!」
「お前、さっき拒んだろうが。その話は無しだ」
「そ、そんな……!!」
「さっさとケツを出せ。早く戻らねえと俺とセックスしてるってバレちまうぞ」
ライナーに、な。
「酷い……」
壁に手をつき、尻を突き出して泣きじゃくるサラに俺は優しく言ってやる。
「どうせ嫌われてんなら、優しくする義理はねえだろ」
お前は俺に脅されて、従う。
嫌われていてもいい、好きになって欲しいとは微塵も思わない。俺も正直、サラのようなタイプを初めて好きだと思った。
兵舎裏で初めて会った時、確かに汚ぇ姿のサラに興奮したが今はサラそのものを好きになっている。片時も離さないのはそういうことだ。
俺の言葉に反応は無い。そりゃそうだろう、何せ、イッちまってる最中だからな。
「チンコが入っただけでアクメキメやがって。お前やっぱりド淫乱じゃねぇか」
腰を掴み、骨盤に手を引っ掛けるようにして思い切り引き寄せて最深部にチンコをぶち込むと、サラは声も無く揺れる。
「あの日、本当はああやって身体売ってたんじゃねぇのか?まさか俺が引っ掛かると思わなかったんだろうが……あんな場所でお前がマンコ見せびらかしてたら男なら誰だってヤリたくなっちまうからな……なあ、聞いてんのか」