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進撃の巨人ー短編集ー

第21章 〇【ジーク】ソラ様合同夢♡




ジーク先生はまず、と体を解していく。
今更だけど、こんな際どい格好で施術を受けるのはだいぶ恥ずかしいことに気がついた。
ジーク先生が触れる度に、下半身が切なくなって、熱くなっていくのが分かる。
どんだけ溜まってんの、私……確かに忙しかったけど……。

「大丈夫?」
「っは、はい」

ジーク先生が仰向けになった私の背中に手を差し込んで指を立て、グッと力を入れた瞬間、背中側のアバラからペキッと音がした。

「痛っ……!?」
「んん~?本当に痛い?」
「……くないですね、何ですか今の!!」
「いいね、なかなかいい反応だ」

緊張を解すためにわざとか本当か、音を立てて笑わせてくれた先生。ちょっと、いや、結構、笑顔にキュンとした。
上半身を十分解した後は、肩凝りの元凶になっている下半身へとジーク先生の手が移動していく。

「骨格って全身に影響するから、悪いところだけ治せばいいってモノでもないんだよね。だから回りくどく感じるだろうけど、こうして時間をかけて原因以外の場所も解していくんだよ」
「ふっ、そうなんですね…んっ」


鎖骨の下、あばら、脇腹、腰骨、徐々に下へと移動するジーク先生の掌は所々で筋肉の硬さを確認するように力をを込めて揉み込んでくる。
施術の動作1つ1つの意味をきちんと説明してくれてほんとにいい先生だなあ。来てよかった。

「じゃあ今度は骨盤周りの筋肉を解すね。ちょっと横向いて」
「はい」

言われたように横向きに体勢を変えると、身体の上側の脚をジーク先生が抱えるように持ち上げた。ゆっくり付け根を解すように、持ち上げられた脚を大きく円を描くように動かす。
渡されたホットパンツはだいぶサイズにゆとりがあって、しかも今私は下着を身に付けてない。こんなに大きく脚を開いた状態だと、ジーク先生にはもしかして色々と丸見えになっているかもしれない。


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