第3章 〇【モブリット】実験台
液をかけられたモブリットは心拍数は上がり、吐き気や目眩に襲われていた。
「サラ・・・一体何を・・・」
「ごめんなさい・・・私自身も試しましたが副作用はやはり酷く現れるようで・・・」
話している最中でも、モブリットの体に違う異変が。
「な・・・っ、サラ・・・コレ・・・」
急激に腫れ上った、モブリットのモノ。
「えと・・・いわゆる男女兼用の滋養強壮薬というか・・・男性なら、勃起不全治療、滋養強壮の効果があるんですが、特に疲れが無いだとか、勃起不全でない場合はただの催淫剤になりますね」
「なん・・・で、滋養強壮薬が催淫剤にもなるんだ・・・」
いつの間にかモブリットは副作用も消え、かわりに
「モブリットさん、異常にセックスをしたいですよね、今。」
その言葉を聞きながらも返事はしないが、
汗を流しながら短い呼吸をし、サラの肩を勢いよく掴んだモブリットは、サラの首筋に齧り付くように吸い付いた。