• テキストサイズ

進撃の巨人ー短編集ー

第10章 【オルオ】恋の始まり



「で、でも、リヴァイ兵士長感は無かったし、凄い優しかったし・・・」

サラが必死に周りの印象を否定すると、仲間はニヤニヤとしてサラに言った。

「サラ〜、もしかして惚れちゃった?」
「優しい男、好きだもんな?」

サラは黙り、考えて確信した。

「・・・うん、好き・・・かも」

「「はあぁぁぁ!!!??」」


爆笑されながら、チラリとオルオを見る。

仲良さげに班員と話しながら笑うオルオは楽しそうで、班員の中の可愛らしい女性兵士とは何となく特別な空気を感じて、少し胸が痛んだ。

サラは夕食を一気に食べ、逃げるように食堂を後にした。



/ 219ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp