• テキストサイズ

此処にある音色

第6章 ナイト?


藍「居なくならないでよ…」

『……』

何も言わないはボクの頭をゆっくりと撫でる

『迷子の子供みてぇだな』

藍「一応先輩なんだけど?」

『こだわる所そこかよ』

呆れたように言うけど撫でる手は止まらない
けど嫌とも思わない
こんな気持ち初めてでどうしていいか分からない

『サラサラだな』

結ってない部分だけを器用に撫でる
カミュには奇抜な髪色と言われたのに

藍「変な色だと思う?」

『お前の個性だろ?髪だって、目だって個性なんだよ。それにオレはこの髪色結構好きだ。淡い色似合うな』

初めて言われた言葉にボクは何も言えなくなった
/ 262ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp