第6章 ナイト?
藍「居なくならないでよ…」
『……』
何も言わないはボクの頭をゆっくりと撫でる
『迷子の子供みてぇだな』
藍「一応先輩なんだけど?」
『こだわる所そこかよ』
呆れたように言うけど撫でる手は止まらない
けど嫌とも思わない
こんな気持ち初めてでどうしていいか分からない
『サラサラだな』
結ってない部分だけを器用に撫でる
カミュには奇抜な髪色と言われたのに
藍「変な色だと思う?」
『お前の個性だろ?髪だって、目だって個性なんだよ。それにオレはこの髪色結構好きだ。淡い色似合うな』
初めて言われた言葉にボクは何も言えなくなった