• テキストサイズ

此処にある音色

第6章 ナイト?


『…兄…さん?』

すげぇ近ぇ事に俺はたじろぐ

蘭丸「いや、ちげ…『会いたかった…』…」

否定の言葉はそれ以上出て来なくなる
抱き着いてきたの肩は男にしたら華奢でスラリとした腕が背中に回される

『オレ…まだ弱いから…兄さん来てくれねぇんだろ?オレ頑張るから…だから…』

そのままグッタリとするは寝ていた
まだ出血はしていて白い包帯はもう包帯の役目を果たしてない

あの血塗れの部屋は何かあった時のコイツにとっての逃げ場なのかもしれねぇ
整頓された部屋とは違いアレだけグチャグチャだったのだから…
/ 262ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp