• テキストサイズ

此処にある音色

第6章 ナイト?


俺がその"兄"に慣れればなんて柄にもねーこと考えちまった

『に…さ…』

兄さん…必死に呼ぶ声は寝ていた連中を起こしたみてぇだ

『兄さん……』

嶺二「わーお!ランランそっち系!?」

藍「うわ…」

カミュ「ありえん…」

蘭丸「違ぇよ!」

傍から見たらそりゃあ抱きしめているみたいだろうけど…断じて俺はそっち系じゃねぇ!

『兄さん…何処?』

俺から離れたかと思うとフラフラした足取りで窓へ向かう
ポタポタと流れ落ちる血にも気にせずフラフラしている

『…いない…』

寂しそうに呟かれた言葉は子供の様だった

蘭丸 side終
/ 262ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp