• テキストサイズ

此処にある音色

第6章 ナイト?


───その日───
アイツのベッドはキングサイズで4人で寝ても充分な広さだった

カタッと小さな音がし、俺は目が覚めた
こんな時間に…?
横は全員寝ていた

『……兄さん…何処にいるんだよ…』

薄く掠れたその声は弱弱しい少女の様だ

『オレはここにいるのに…!』

静かにドアを開けると月明かりに照らされたが立っていた

『兄さん…頼むから…一回でいいから会いに来いよ』

気丈でミステリアスで掴み所がねぇアイツが弱々しく"兄"という存在が以下に大切になのか物語っていた…が、瞬きするとあっという間に居なくなった
/ 262ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp