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此処にある音色
第6章 ナイト?
藍「病院行った方がいいんじゃない?」
『うるせぇよ…オレに構うな』
白い包帯が赤く染まる
『出てけ!』
それだけ言うと4人を玄関へ追い出す
ガチャンッとドアが締まり鍵がかかる
4人はドアの前で茫然と立っていた
鉄のドアはまるでの心を表している様だった
『クソっ…』
は止まらない血を水で流す
『古傷のくせに…』
自分で付けたわけじゃなく、昔付けられた傷が今なお開き忌まわしき過去が思い浮かぶ
まるで呪いの様に何度も何度も開いては血が流れる
もう疲れたと言うようにはベッドに横になる
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