第6章 ナイト?
蘭丸 side
閉められたドア
アイツは昔からあんなだったか?
古傷から流れる血
自分で付けたわけじゃなさそうだった
勝手に開き、流れている
藍「呪い…みたいだね」
"呪い"確かにそれがピッタリ当てはまった
アイツは昔から呪われているからって言ってた様な気がするが何故か思い出そうとすると頭に霧がかかる
蘭丸「何なんだよ!クソっ!」
イラつき閉められたドアを叩く
思い出してぇのに何も思い浮かばない
何故霧がかかるのか
それがもう分からない
アイツの事を思い出そうとすればするほど霞む