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此処にある音色

第6章 ナイト?


蘭丸「てめぇ何勝手な…『忘れたか…?』あ?」

それは幼少期の事
蘭丸は好きでもないパーティーに連れて行かれ、そこでと知り合っていた

が、黒崎家の経営は傾き落ちた

『私が絶対助けるから』

ニコリと微笑んだ少女に蘭丸は驚きながらも頷いた

蘭丸「まさか…」

『思い出したか?ま、あんな金要らなかったからお前の助けになったなら良かったよ』

あんな金に引っ掛かった藍は口を挟む

藍「あんな金って?」

『オレが体を売って貰った汚ねぇ金だよ…いや、売られた体と言った方がいいか』

その言葉に全員が押し黙る
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