第6章 ナイト?
?「アイツ腹減らねぇのか?」
?「凄い集中力だよ」
?「変わらないな」
?「やり始めるとトコトンだもんね」
ガリガリとペンの音が聞こえ、再び楽器を手に取る
『…!これだ…』
やっと納得したのか録音して、ギシッと椅子が鳴り響いた
もう夜になっていた
『はぁ…これで…作詞か…んで?いつまで隠れてるつもりだ?』
?「ありゃりゃ…バレちゃった」
?「レイジが煩いからだよ」
?「チッ」
?「はぁー…」
出て来た4人組には興味なさげに見る
『チッ…いつから居た』
?「ほぼ最初からかな?」
シックに仕上げた楽調が録音機から流れる